立春を迎え、徐々に春の便りが届き始めている山梨県。
甲州市では、毎年恒例のイベント「甲州市えんざん桃源郷 ひな飾りと桃の花まつり」が開催されています。
今回は塩山駅前の甘草屋敷へ、ひな飾りを観に行ってきました。
この記事では、甘草屋敷の「ひな飾りと桃の花まつり」の様子を、写真とともにお伝えします。
それでは、どうぞ♪
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ひな飾りと桃の花まつりとは?
「甲州市えんざん桃源郷 ひな飾りと桃の花まつり」は、甲州市塩山地区に春の訪れを告げるイベント。
開催期間は、毎年2月11日から4月18日まで。
ひな飾りは、以下の3か所で展示されています。
- 甘草屋敷
- 恵林寺(武田信玄高宝物館)
- 宮光園
今回行ってきたのは、塩山駅から徒歩1分の甘草屋敷。
施設名 | 甘草屋敷(かんぞうやしき) |
所在地 | 〒404-0042 山梨県甲州市塩山上於曽1651-15 |
電話番号 | 0553-33-5910 |
営業時間 | 9:00-16:30 |
休館日 | 火曜(祝日の場合は翌日) 年末年始(12/28〜1/4) |
入館料 | 大人310円、小人・学生200円 (団体利用:大人200円、小人・学生100円) |
駐車場 | 無料Pあり(40台) |
- 電車でのアクセス
JR中央本線 塩山駅北口から徒歩2分 - 車でのアクセス
中央自動車道 勝沼ICより国道411号経由で20分(9km)
甘草屋敷では、江戸時代の享保雛や古今雛など、貴重なひな飾りの数々が展示されています。
関連駅近の絶景!山梨県【甘草屋敷】に広がる干し柿のカーテンを見に行こう♡
甘草屋敷のひな飾りと桃の花まつりへ
甘草屋敷に一歩入ると、そこはもう別世界!
あざやかな朱色が目に飛び込んできます。
表情さまざまなひな飾りと、手作りのつるし雛が華やかで壮観。
[note title=”つるし雛とは?”]伊豆・稲取地方に江戸時代から伝わる風習。生まれてきた子の無病息災・良縁を祈願して、手作りのぬいぐるみを雛壇の両脇につるしたのが始まり。
[/note]和傘のつるし雛もかわいい〜!
琴の美しい音色が、お祭り気分をさらに高めてくれます。
こちらは、今上天皇ご誕生記念の内裏雛。昭和9年に作られたものだそうです。
東日本大震災で被災した方が復興の願いを込めて、甘草屋敷に寄贈したひな飾り。
味のあるお内裏様や、甲州市特産の枯露柿。
つるし雛の人形にはそれぞれに意味があり、このフクロウは「福」「不苦労」にかけられています。
赤ちゃんがハイハイする姿の、這い子人形。
「這えば立て、立てば歩め」という親心を表しています。
毬(まり)は、角の取れた丸い素直な子に育つように。
おめでたい席には欠かせない、鯛の姿も。赤色は魔除けの色だそうです。
ぬいぐるみのひとつひとつに、親から子への深い愛情がこめられているつるし雛。
なんだかとても心が温まる、素敵な場所でした☺️
離れにあるお土産屋さんでは、手作りのつるし雛を購入することができます。
ここでしか購入できない、つるし雛。観光の記念に買って帰るのもいいですね。
まとめ
甘草屋敷の「ひな飾りと桃の花まつり」は、春の訪れと歴史・文化を肌で感じられるイベントです。
開催期間は、毎年2月11日から4月18日まで。
貴重なひな飾りの数々と、つるし雛が織りなす美しさをぜひお楽しみください。
それでは、しゃけ(@xiake_tktk)でした♪
最新情報は、甲州市観光協会公式サイト等をご確認ください。
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