甲府市の梅の名所「不老園」を散策
こんにちは。山梨の花めぐりで四季を味わっている しゃけ(@xiake_tktk)です。
厳しい寒さがやわらぐと行きたくなるのが、甲府の 不老園(ふろうえん)。
不老園は明治30年から続く梅の名所で、園内には30種類・約2,000本もの梅が植えられています。
好天時は富士山や甲府盆地が一望できる、隠れた絶景スポット。
山梨には古くから「甲斐路の春は、不老園から始まる」という言葉があり、甲府地域に春の訪れを告げる梅の名所として、地元の人に親しまれています。
当記事では、不老園の施設情報や駐車場、園内を散策した感想と周辺の観光スポットをまとめました。
それでは、どうぞ♪
タップできるもくじ
不老園のアクセス・施設情報・駐車場
不老園は最寄りの酒折駅からは徒歩7分と、電車でも来やすい場所にあります。
車なら「甲府北バイパス」の酒折トンネルが目印。
施設情報・営業時間
施設名 | 不老園(ふろうえん) |
所在地 | 〒400-0805 山梨県甲府市酒折3-4-3 |
電話番号 | [不老園] 055-233-5893 |
[事務所] 055-232-3550 | |
営業時間 | 9:00-17:00 (入園は16:00まで) |
開園期間 | 2月1日〜3月下旬 |
無料駐車場
不老園の駐車場は無料。
開園期間中の土休日は誘導員さんがいるので分かりやすいです。
駐車場から不老園までは、徒歩1〜2分程度。
入園料・割引クーポン
不老園の入園料は以下の通りです。
- 大人(中学生以上):500円
- 小学生:200円
- 未就学児・手帳をお持ちの方:無料
上記通常料金のほか、スーパーマーケットオギノのグリーンスタンプ券1枚で入場可能。
また、不老園公式サイトのクーポン画面を 印刷 して持参すると割引になります。
参考 山梨の梅園 不老園 甲斐路の春は梅の名所 不老園から
不老園の梅の見頃と満開時期
不老園は毎年2月に開園。3月下旬までの約2ヶ月間、色とりどりの梅が楽しめます。
見頃はその年の天候にもよりますが、だいたい2月末から3月上旬。
2022年2月28日
今日は穏やかそうですね。
早咲きの梅は満開を迎えています。
遅咲きの梅も暖かさで蕾が膨らみ始めています。園内が梅の花の香りでいっぱいになるまであと少し、、、
見頃は3月1週目から2週目にかけてではないかと予測しています。
皆様のご来園お待ちしております#梅 pic.twitter.com/XdTGXh53If
— 富士の見える梅園❁奥村不老園 (@Furouen_PR) February 28, 2022
気温が上がると梅の開花が進みます。
#不老園 が見頃を迎えています🌸
ほとんどの梅が満開で、
見るだけでなく、
香りも楽しめるのが良いですね☺️一足先に春を感じながら、
ゆっくり、のんびり散策しませんか?#BASARA ファン必見!https://t.co/4xrLF5fGyv pic.twitter.com/lb1LwDmEjh— 甲府市観光課(公式) (@kofu_kanko) February 25, 2020
園内には遅咲きの梅もあるので、開園期間中ならいつ行っても楽しめます。
リアルタイム開花状況は、不老園の公式ホームページ やツイッターをご確認ください。
不老園で梅散歩を楽しんできた
風はまだ少し冷たいけれど差し込む日差しがあたたかい、そんな2月下旬。
「不老園」にやってきました。
不老園は山の斜面をひたすら登っていくので、軽めのハイキングみたいな感じ。
動きやすい服装にスニーカー、小荷物のお散歩スタイルで参上です。
道中は足場が悪いところもあるのでご注意を。
道中はブランコがあって、お子さん連れできている方も多いです。
お手洗いは園内に3か所。
入口・中腹・頂上付近にありますが、先に済ませておくことをおすすめします。
色とりどりの梅が咲き誇る
梅のトンネルをくぐり抜けるように歩いていきます。
マスク越しでもわかる、梅のいい香り。
青空に黄色のコントラストが美しい 蠟梅(ろうばい)。
ピンク色がかわいい 紅冬至(こうとうじ)。
ヒヨドリが遊びに来ていました。かわいい♪
ハートの実をつける 夫婦梅(めおとうめ)。
花を観ると気分が明るくなります。春が待ち遠しい!
富士山と甲府盆地が一望
不老園の展望台からは、富士山や南アルプスの山々が一望。
穏やかな盆地の景色。
タイミングが合えば、酒折駅を通過する「特急あずさ」「特急かいじ」なんかも見られます。
梅天神で学業成就を祈願
中腹には 梅天神(うめてんじん)。
学問の神様である、菅原道真公が祀られています。
枝垂れ梅がキレイな撮影スポット。
時期が遅かったのか、今回は花を見ることはできませんでした。
お土産・お食事処で休憩できる
梅を見ながらお茶を飲める、休憩スペース。
フォトスポットもあるので、どなたでもベストポジションで撮影ができます😊
食事処では、おでんや甘酒の販売も。
名物は、園内で収穫した梅を使い不老長寿を祈願して漬けた「不老園の梅」。
盆栽の展示販売は、一般販売店よりリーズナブル。
鉢を抱えて帰っていく人を何人も見ました。
大正7年建築のお屋敷がカフェに
頂上付近の展望台を折り返すと、風情のあるエリアが。
大正7年に建築された「長生閣」。
開花時期の土日祝日はカフェとしてオープンしています。
- コーヒー 300円
- 紅茶 300円
- 抹茶 300円
- 甘酒 300円
- おしるこ 400円
- みそ田楽 100円/1本
縁側でまったりお茶が飲める、癒しスポット。
営業時間は10時から15時まで。建物内の見学も可能です。
散策の所要時間は1時間ほど
不老園内をぐるっと一周して、所要時間は1時間ほど。
広すぎないので、散策を楽しむにはちょうどいいサイズでした。
不老園までお散歩してきました🐾
マスク越しでもわかる梅のいい香り。春はもうすぐそこ!🐝 pic.twitter.com/SEXOFfw5is— しゃけ【てくてく甲府】🐾 (@xiake_tktk) March 5, 2022
昼は暖かいですが、日が傾き始めると気温が下がります。温かくしてお出かけください😊
不老園周辺の観光・グルメスポット
不老園とあわせて行きたい、周辺の観光スポットを紹介します。
甲斐善光寺
武田信玄公建立のお寺。
日本一の「鳴き龍」や、国指定文化財の阿弥陀如来像など見どころ多数。
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酒折宮
祭神はヤマトタケル。
古事記・日本書紀に記述のある古い神社。
本居宣長などの多くの学者・文学者が訪れている。
シャトー酒折ワイナリー
不老園の上にある、眺めの良いワイナリー。
山梨じゅうのブドウを集めた「日本ワイン」が楽しめます。
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かいてらす
山梨県の地場産業センター。近くでお土産探しをするならここ!
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手打ちうどん とだ
山梨県民のソウルフード「吉田のうどん」のお店。
コシの強い麺と甘めのつゆが中毒性高め。アゴ疲れにご注意(笑)
関連 手打ちうどん とだの詳細
![山梨県甲府市善光寺-手打ちうどん とだ](https://11340blog.com/wp-content/uploads/2019/11/udontoda_001-160x92.jpg)
豊鮨
地元に愛される寿司店。
山梨ワインや地酒の品揃えがピカイチ。
善光寺縁側カフェ 紅谷
富士山天然氷と自家製シロップのふわふわかき氷が楽しめるカフェ。
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CoHack
自家焙煎のスペシャリティコーヒーと手作りケーキのお店。
注文を受けてから一杯ずつ抽出するコーヒーが美味。
関連 CoHackの詳細
![山梨県甲府市酒折-CoHack](https://11340blog.com/wp-content/uploads/2021/11/cohack_00-160x92.jpg)
お隣の「やみつきクレープヒロシ」とのハシゴもおすすめ!
酒折駅(甲府市)さんぽ🐾
CoHackさんでコーヒーを淹れてもらってヒロシさんでクレープを購入。レシート持参でトッピングサービスしてもらえるんです(*´ω`*)ぐふふ pic.twitter.com/lXhXFqpQLz— しゃけ【てくてく甲府】🐾 (@xiake_tktk) February 4, 2022
まとめ
甲府市酒折の「不老園」をご紹介しました。
園内で色とりどりに咲き誇る梅を観ると、春の訪れを感じて嬉しくなります。
晴れた日には富士山を見ることもできるので、ぜひ散策しに行ってみてくださいね。
それでは、しゃけ(@xiake_tktk)でした♪