👨🏻「山梨の駅近で、見学ができるワイナリーはある?」
👩🏻「甲府駅の楽しい観光スポットが知りたい!」

こんにちは。甲府の街歩きが大好きな、しゃけ(@xiake_tktk)です。
甲府駅から徒歩5分の「サドヤ」は、大正6年創業の老舗ワイナリー。見学ツアーでは、その歴史を五感で味わうことができます。
ワインが好きな方はもちろん、お酒が飲めない方も楽しめるので、甲府旅の行き先リストにぜひ加えてほしい観光スポットです✨
この記事では「サドヤワイナリー」の場所や駐車場などの施設情報と予約方法、ツアーの見どころと感想、お得なクーポン情報をブログ形式で詳しくご紹介します。
それでは、どうぞ♪
タップできるもくじ
「サドヤワイナリー」とは?
山梨県甲府市の「サドヤ」は、日本で初めてワイン専用のぶどうを使ってワインを製造したワイナリー。
創業は大正6年(1917年)で、その歴史は100年以上。
現在は甲府市内の広大な自家農園でブドウを栽培し、風土を生かしたワイン作りをしています。
約700坪の地下ワインセラーでは、樽貯蔵庫・一升びん貯蔵庫、はるか昔に使っていた機械など、さまざまな展示を観ることができます。
「サドヤワイナリー」の施設情報・駐車場・ツアー概要
施設名 | サドヤワイナリー |
所在地 | 〒400-0024 山梨県甲府市北口3-3-24 |
電話番号 | 0120-253-108 |
公式サイト | http://www.sadoya.co.jp/winery/ |
定休日 | 年末年始 |
駐車場 | あり(無料) |
交通アクセス
車:中央自動車道 甲府昭和ICより15分
電車:甲府駅北口より徒歩5分
駐車場
サドヤの駐車場は無料です。敷地内の駐車場の様子はこちら。
第2駐車場があるので、満車でも大丈夫です。
第2駐車場からサドヤまでは歩いてすぐ。徒歩1〜2分程度です。
見学ツアー概要
◆見学実施時間(定員15名)
午前/10:00~、11:00~
午後/13:00~、14:00~、15:00~、16:00~
◆料金
ひとり1,000円(中学生以下無料)
◆見学時間
約30分
◆注意事項
地下は5~10℃くらい気温が低くなっているため、羽織りものやストールがあると◎。
足もとが暗いので、スニーカーなどの履き慣れた靴がオススメ!
「サドヤワイナリー」のクーポン・割引券
サドヤワイナリーには、見学料が100円引きとなるクーポンがあります。
こちらは甲府駅南口の観光案内所で無料で入手できます。
ちょっとお得になるので、見学の際はぜひゲットしてくださいね😊
「サドヤワイナリー」の予約方法・当日でも行ける?
サドヤのワイナリー見学は基本的には要予約。3日前までに公式サイトで申し込みが必要です。
ツアーの定員は各回15名。空きがあれば当日でも入れることがありますが、土日祝日は予約なしだと厳しいとのこと。
当日思い立って行く場合でも予約なしで行かずに、電話(0120-253-108)で確認しておくことをおすすめします。
「サドヤワイナリー」を見学!見どころをたっぷり紹介
さっそく「サドヤワイナリー」に行ってきました。
甲府駅から徒歩5分と近く、駐車場も無料なので観光の利便性はバツグンです。
日本であることを忘れてしまいそうな雰囲気。
ここからは、見学の流れをポイントで解説していきたいと思います。
予約時間の5分前に、ショップ「ワインブティック」に集合。
見学申込書に必要事項を記入して会計を済ませます。クーポンがある方はここで渡しましょう。
「ワイナリーツアーカード」が手渡されます。
こちらは最後の試飲券も兼ねているので、失くさないように気をつけてくださいね。
荷物置き場はこちら。心配な方はワイヤーロック等があるといいと思います。
わたしが参加したのは、平日の午後の回。参加者は5人で、みな1人での参加でした。
いざ、地下セラーへ出発!
(注意:ここからネタバレを含みます。見たくないよ〜という方は任意の場所までスクロールするか、ココを押して下に移動してくださいね☺️)
ワイン用ぶどう
見学に行ったのは9月上旬。
甲府ではぶどうの収穫最盛期を迎えていて、タイミングよく垣根に実っている様子を観ることができました。
ちなみにサドヤの自社農園は、ぶどう棚(イメージ画像が開きます)で栽培しているそうです。
こちらは、赤ワイン用の品種「カベルネ・ソービニヨン」。
小粒で黒々としています。1粒試食させていただくと…皮が厚い!
皮の強い存在感が、赤ワインのあの色を生み出しているんですね。
地下セラーへ潜入!
この三角屋根の可愛い建物が、地下セラーへの入口です。
こちらのドア、横から見ると樽の形になっています。

地下への階段を降りると、雰囲気が一変。暗くてひんやりしています。
まるで、RPGの世界に入ったみたい。ワクワク。
まず最初は、白ワインと赤ワインの造り方をおさらい。
「白ワインは果汁だけ、赤ワインは皮ありで作る」と漠然と思っていたのですが、使う機械も貯蔵期間も全く違うことにびっくり。
そして、樽熟成したあとに一升瓶に詰め替えてさらに寝かせるのがサドヤのワインの特徴。
ひと手間加えることによって、さらにまろやかさが増すそうです。
旧地下タンクにやってきました。
昔は地上からこの部屋にブドウを落としていたので、ところどころにシミが残っています。
こちらは、ブドウの果汁を絞る「搾汁機」。
果汁の中に種が混ざらないように、数mmの溝ができています。先人の知恵ですね。
サドヤではブランデーも作っていて、2009年には国際大会で銀賞を受賞しています。
このアンティーク感のあるブランデー蒸留機が、その礎になったのかと思うと胸が熱くなりますね。
続いて、樽熟庫にやってきました。気温は15〜16度で、ちょっと肌寒い感じ。
ワインが入った樽がずらりと並べられていて壮観!
ひと樽につき、222リットルのワインが詰められています。一升びんに換算すると約300本。
そしてこちらが樽の次段階、一升びんで熟成中のワインたち。
う〜ん、すごい数。これがまた詰め替えられて全国に出荷されると思うと、なんとも貴重な光景です。
非売品のヴィンテージワインを見せていただきました。
ホコリをかぶっているのは、温度・湿度がきちんと保たれている証だそう。
1960年代、今から約60年前のワインです。
ワインは1970年の日本万国博覧会がきっかけで食の欧米化が進み、消費量が増えたと言われています。
まだメジャーになる前のワインは、極めてレア!
普段の生活では絶対見られないので、行ってよかったと心から思いました😊
所要時間は30分くらい。サクサク進みますが、とても濃密な時間でした。
ツアーの締めはワインの試飲!ぶどうジュースもあるよ♡
スタート地点のワインブティックに帰ってきました。
ツアーの締めのお楽しみ、ワインの試飲タイムです。
試飲で提供されたワインは「オルロージュ 2017 白」。
焼き鳥(塩)や、味がしっかりした和食に合うワインだそうです。
参考
※試飲ワインの写真が撮れなかったので、参考に同じ銘柄の画像を貼っています💡
車を運転する方や、お酒が飲めない方、お子さんはこちら。
「ぶどう液」こと、ブドウジュースです。
香りが豊かで濃厚な味わい。思わずゴクゴクいきたくなってしまいます。

この試飲グラスは、ワイナリーツアーのお土産として持ち帰りOK。
特別な樹脂でできているので割れにくく、水を入れるだけでそれっぽい雰囲気になるので、自宅で重宝しています😊
こちら京都宇治の手摘み玉露
ではなくワイナリー見学でもらった樹脂グラスにキリン生茶を注いだものです pic.twitter.com/R2yD31l3WQ
— しゃけ@てくてく甲府🐾 (@xiake_tktk) September 19, 2019
ツアーのあとは、歴史に思いを馳せながらお土産探し。
気になる銘柄があれば、300円からテイスティングが楽しめます。
関連記事 ワインブティックの詳細記事はこちら

まとめ:サドヤワイナリーで大人の社会科見学をしよう
「サドヤワイナリー」の見学ツアーは、甲府でしか味わえない濃密な時間を過ごせる観光スポットです。
ワインがお好きな方も、馴染みのない方も、新たな学びと発見が得られます。
甲府にお越しの際はぜひ一度、足を運んでみてくださいね。
関連おすすめ情報
サドヤでワイナリー見学をする方に向けて、耳よりな情報をご紹介します。
宿泊施設「ホテルクラウンパレス甲府」では、サドヤワイナリーの見学ツアーがセットになった宿泊プランがあります。
甲府駅からは少し距離がありますが、そのため価格もお手頃。
駐車場が約140台あるので、自家用車での観光にも便利です。
施設名:ホテルクラウンパレス甲府
所在地:〒400-0862 甲府市朝気1-2-1 [地図]
サドヤワイナリーに行く予定で、甲府市内で宿泊を考えている方はセットプランを利用するのもアリですね☺️
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