【ヤマワラウ】山梨のジビエと旬菜が味わえる、甲府の古民家レストラン

「ヤマワラウ」とは？

2019年4月13日、甲府にオープンした「ヤマワラウ」は、山梨県産の食材を使った四季折々の定食とジビエ料理が味わえる古民家レストランです。

ジビエとは狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉（フランス語）で、 ヨーロッパでは貴族の伝統料理として古くから発展してきた食文化です。

出典：一般社団法人 日本ジビエ振興協会

営業日は、水・木・金の週3日。水曜と木曜はランチ、金曜はランチとディナーが楽しめます。

ジビエって、クセが強いんじゃないかな？

物によってはね。でも、ここのは臭みがなくて食べやすいよ！

高価なイメージのジビエが気軽に食べられるので、甲府に来られた観光客の皆さんにもぜひおすすめしたいお店です。

「ヤマワラウ」の外観

「ヤマワラウ」は、甲府市中央の城東通り沿いにあります。以前はナオミキャンプさんがあった場所ですね。

パッと目を引く素敵な古民家。その1階部分が「ヤマワラウ」です。

ヤマワラウの店名の由来は「山から与えられる恩恵の数々に感謝して、日々の生活の中で私たちも笑っていられるように」という願いを込めてつけられたそうです。

「山笑う」は、草木が芽吹いて新緑や花で山全体が明るくなる様子を指す、春の季語でもありますね。

まさに、オープンしたこの時期にピッタリだなと思いました。

「ヤマワラウ」の店内

「ヤマワラウ」の店内は、和と北欧が融合した素敵な空間。

入口に近いほうの座席は、靴を脱いでくつろげるようになっています。テーブル席とお座敷があるので、小さなお子さんからご年配の方までゆっくりできますね。

居心地バツグン。ゆったりとした時間が流れているよ。

奥には気持ちの良い中庭が。ここには2人掛けのテーブル席がありました。

青々とした植物と、無造作に置かれた器具たち。

小さなお魚が元気に泳いでいました。癒される〜…。

テーブルにはキャンドル風ライトとアンティークのベル。そして季節のお花。

お茶はセルフサービス。手摘みのヨモギ茶は香りが良くて、とても美味しかったです。

お手洗いは中庭の横。天井が少し低くなっているので気をつけてくださいね。

洗面台は手前の部屋にあるので、スリッパを履いて外に出ましょう。ちなみに、トイレはウォシュレット付きでした😊

「ヤマワラウ」のメニュー

メニューはその日の仕入れ状況によって異なるので、ここでは一例をご紹介します。（価格は全て税抜き）

ホンモロコは、コイ科の小さな淡水魚。料亭では高級食材として扱われることがあるよ。

ヤマワラウいちばんのおすすめが、季節の定食とジビエ（2,000円）。春の山菜やジビエを盛り込んだ、全8品のお膳の定食です。

お子様定食があるので、親子で古民家ランチが楽しめますね。

「ヤマワラウ」で味わう、ジビエと旬菜のランチ

「季節の定食とジビエ（2000円＋税）」お膳の定食です。趣のある漆器と、桜が素敵…！

じんわりと身体にしみ込む、原木しいたけのお吸い物。身延町の山頂にある「天空採園」で採れた、無農薬・無肥料のしいたけです。

まさに山の恵み。

無農薬・無化学肥料の黒米ごはんは、もちもちでとっても美味しいです。

左から、のびるのぬた・葉わさびの醤油漬け・たけのこと菜の花のおひたし。ひとつひとつが丁寧につくられています。

山菜の天ぷらは、たらの芽・うど・トトキ・シュンラン。舌でも春を感じる、心地良い苦み。シュンランは春一番に山で咲くランの花だそうです。

そして、焼きもみじ肉。焼いた鹿肉を、シンプルにお塩でいただきます。

お肉はとっても柔らかくて、噛めば噛むほどに旨みがひろがります。

シンプルなのに美味しいのは、新鮮である証拠。もちろん臭みはありません。

うーん！美味しい！

鹿肉は高たんぱくで栄養価も高いから、ぜひ多くの人に味わってほしいね。

山梨の恵みがつまった全8品、お腹も心も大満足。山梨の良さをまたひとつ実感できるランチでした。

「ヤマワラウ」の場所・行き方

お膳の定食は要予約。そうでなくても予約をしておくとスムーズです。

電話をかける場合は、営業日の忙しい時間帯は避けましょう。

公共交通機関の最寄りは以下の通りです。

• 電車：JR甲府駅より徒歩13分
• バス：中央四丁目北バス停より徒歩1分

おすすめポイント

「ヤマワラウ」のおすすめポイントをまとめました。

• ゆったりとした時間が流れる古民家レストラン。
• 地元の山で採れた食材を使った、こだわりの定食が味わえる。
• お膳の「季節の定食とジビエ」は、品数もボリュームも多く満足度高い！

まとめ：ジビエ最高！山梨最高！

ゆったりとした古民家で山の恵みがたっぷり味わえる「ヤマワラウ」。

山梨にお住まいの方も、観光客の方もぜひぜひ行ってみてくださいね。